めまい・立ちくらみ(つぼ症状編)
急に襲ってくるめまいにはツボ刺激が効く
イスから急に立ち上がったときにクラッとしたり、立ち話をしているときに目の前が揺れ動くような感じがして立っていられなくなることがあります。このようなめまいや立ちくらみに襲われたときには、けい脈というツボが役立ちます。
けい脈(けいみゃく)
耳を前に倒すと、筋が立ちます。その下のへこんだ部分、耳の後ろの付け根の下3分の1の場所にけい脈はあります。けい脈を指の腹で10〜20回押し揉んだり、ヘアピンなどの道具を使って刺激すると効果的です。 けい脈を刺激していくうちに、揺れ動く感じが段々と消えてゆくことでしょう。
注意点!
一般に、めまいや立ちくらみは乗り物酔いと同様、内耳の平衡神経に障害がおこるためにおきる症状です。つまり寝不足や過労気味、貧血気味のときにおきやすいのですが、胃腸障害や更年期障害などが原因でもおこる場合もあります。また、脳貧血などの脳の病気でおこる場合もなくはないので、頻繁にめまいや立ちくらみがおこるようならば、医師に診てもらうことをおすすめします。
更年期障害が原因でおこるめまいは一般に治しにくいといわれていますが、普段からけい脈を刺激しておけばかなり症状が軽くなりますので、是非ともお試しください。