疲れ目(つぼ症状編)
目が疲れたと思ったらツボ刺激が効果的
最近では、職場などにワープロやパソコンなどが当たり前のように普及し、家庭ではテレビゲームや携帯ゲームが大流行しています。このように、ほんの一昔前とは比較にならないほど私たち現代人は眼を酷使する環境に晒されているのです。東洋医学では、一般に「眼は五臓の精華である」といわれています。つまり内臓に異常があれば目に表れ、そして眼の疲れは内臓にも悪影響を及ぼすということです。事実、眼の疲れがひどくなると肩こりや頭痛、めまいや胃もたれなどの症状があらわれます。ですから疲れ眼は軽く考えずに、早め早めの対処を心がけましょう。
長時間パソコンなどに向かったりするなどして、眼の奥が痛くなったり、眼に重苦しさや圧迫感を感じたときは以下の3つツボを刺激すると眼の疲れが和らぎますので、是非試してみてください。
疲れ目にきく3つのツボ
目の疲れには、顔にある攅竹や睛明、そして承泣というツボを刺激するとよいでしょう。攅竹は眉頭の下に、承泣は眼の下縁の中央に、そして睛明は目頭の先端付近にそれぞれあります。まず眼を閉じたまま両手の親指で、攅竹のツボを上に向かって押し揉みます。そして親指を下顎にあてて、人差し指と中指をそろえて承泣のツボを押し揉むように刺激してみましょう。最後に人差し指で、睛明のツボを刺激します。
以上のような一連のツボ刺激によって先程まで疲れていたあなたの目は、たちまちスッキリ元気になること間違いなしです。