下痢(つぼ症状編)


きゅうな下痢にはツボが効く

下痢の原因は様々あるといわれています。原因が伝染病などの細菌性のものから、ポピュラーなものでは食あたりや暴飲暴食、胃腸炎や風邪からくる下痢まで無数にあります。さらに最近では、ストレスによる神経性の下痢も急増中ですので注意が必要です。
下痢を治すにはまずは原因を突きとめて、その原因を取り除かなくてはなりません。しかしながら、急性の下痢の苦しさは生半可なものではありません。差し込むようにキリキリお腹が痛くなって何度も何度もくだしてしまう・・・じつは私自身も仕事の時間が迫っているのに、トイレから一歩も出られなくなり救急車を呼ぼうかと思ったほどのひどい下痢を経験したことがあります。まさに地獄の体験・・・。一時はどうなることかと思いましたが、梁丘というツボに救われました。




梁丘(りょうきゅう)

梁丘は、膝の上約2.5cm、大腿骨の外側にあるツボです。梁丘への効果的な刺激法は、椅子に座り膝を曲げた状態で、こぶしをつくり、そのこぶしの小指側の横腹でツボを繰り返し擦ることで刺激します。口紅の丸いキャップを利用して刺激するのも効果的です。10分くらい擦って刺激していると、お腹の痛みや下痢の症状が徐々に治まってくるのを実感できるはずです。このツボは、腸管のぜん動運動を静め、腸を正常な状態に戻す効果があり、急性・慢性の下痢には抜群の効き目があります。さらに胃痛も和らげてくれます。ピンチになったときは大助かりのツボですので是非とも覚えてくださいね。