ツボを刺激する際の注意点
ツボは、そのツボに対応した脳や内臓に働きかけて全身の機能を活性化させる効果があります。カラダの不調を治し、体質を改善して強化することも可能です。しかし、それだけにカラダの状態によっては刺激が強すぎて、悪い影響を与えることもあるので要注意です。
特に子ども(カラダの各器官がまだ未発達のため)やお年寄り(心臓や内臓が弱くなっているので、特に足つぼ刺激はやさしく刺激)、妊婦さん(カラダがとてもデリケートな時期のため、ツボ刺激はリラックス程度に)
は、刺激する力を半分程度に弱めてやさしく押し揉みましょう。
また、酔っ払っている人(アルコールにより血行が高まりすぎているため)やケガをしている人(骨折や傷、潰瘍上にあるツボを刺激することは禁物)、伝染病にかかっている人(病原菌が活性化してさらに病状が悪化する可能性があるため)は、ツボ刺激を絶対に控えましょう
。また、腎臓や心臓が悪い人は、強い刺激でショックを受けると命にかかわる危険がありますので充分ご注意ください。具合が悪い場合は、軽い刺激であってもおこなわない方がよいです。また疲労がたまっている場合も、ショックでかえって疲れが増すことがありますので避けたほうが賢明です。