後悔したあとの耳ツボ刺激

失恋やストレス、はたまたパァーッと騒ぎたいとき、お酒を飲んで、ついつい深酒してしまって二日酔いで苦しんだ経験ありませんか。二日酔いは、アルコールを分解する肝臓の処理能力が限界を超えた結果、有害物質が体内に残ってしまい起こる現象です。二日酔いのせいで、一日中仕事が手につかなかった、という経験をした人も多いのでは．．．。また、女性にとって美容の妨げにもなるのでできれば避けたいものです。
とはいえ、誘われたら断りきれないこともあれば、どうしても飲まずにはいられないときもあることでしょう。そんなときは飲む前にツボを刺激して、つらい二日酔いとサヨナラしましょう。

酔点（すいてん）

酔点は、耳の中央を走る軟骨のやや上に位置します。 刺激すると、飲みたいという気持ちを抑制する効果があります。

肝臓帯（かんぞうたい）

肝臓帯は、耳の中央を走る軟骨の下あたりに位置します。 刺激すると、肝機能を強化する効果があります。

効果的な刺激法

それぞれのツボを、指先で押したり、マッチ棒や爪楊枝、ボールペンの先でつついて刺激します。また、米粒を半分に割ったものをテープで止めておき、ときどき、その上を指で押しても効果的です。

肝臓は、まさしく体の肝。年末年始などの忘年会や新年会で、飲む機会が多くなるシーズンには、毎日のように刺激して普段から肝臓機能の強化に努めてください。

→二日酔い（その他のツボ編）