ストレスに効くツボ
たまりがちなストレスにはツボを刺激して解消しましょう
一般にストレスを溜めやすい方は、気遣いやさんタイプに多いといわれています。ストレスを感じても周りに気を使って、ストレスをなかなか発散せずに自分の中に溜め込んでしまいがちだからです。
さて、このストレスですが、心の許容量をオーバーするくらい溜めてしまうと体にとてもよくありません。ストレスがたまりすぎて、心配や不安、怒りなどの不快な感情が大脳を刺激し続けると、アドレナリンやノルアドレナリンなどが過剰に分泌され、自律神経を必要以上に興奮させます。その結果、からだは変調をきたしてしまうのです。
そんなストレスを解消するには、趣味や軽い運動などで気分転換を図ると共に、以下に紹介するツボを忙しい仕事や家事の合間に刺激しましょう。
1.百会を刺激する
頭のちょうどてっぺんに位置する百会というツボは、体の中にある全ての経脈が合流しているため、あらゆる症状に効く万能のツボです。イライラしてきたら、この百会というツボを人差し指と中指とで30回ほど押し揉んでください。このツボには神経を鎮める効果がありますので、刺激することで高ぶっていた興奮が徐々におさまって、穏やかな気分になることでしょう。
2.神門、解谿を刺激する
神門というツボは、手のひら側の手首の付け根、小指側のへこんだ部分に、解谿は足の付け根の中央部分にそれぞれあります。神門は精神的な緊張を解きほぐし、解谿は憂鬱な気分を取り去る効果があります。
イライラしている時や、ブルーな気分の時は、これらのツボを7回ずつ刺激しましょう(手首足首とも左側から)。
3.頭をこする
頭の疲れをとるマッサージもストレス解消に効果的です。両手の拇指丘(親指の付け根から手首にかけての暑い筋肉の部分)を、おでこの生えぎわに置いて、少し力を入れながら後ろに向かって頭に縦の線を引くように指の腹で20回を目安にマッサージします。ストレスで頭が重いときには、マッサージで気分をスッキリさせてくださいね。
※ちなみにツボの位置が間違っていないかと神経質になると、かえってストレスの原因になります。押して痛いところや気持ちいい部分がツボですので、あまり気を使わずにリラックスして刺激するようにしてください。
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