乗り物酔いに効くツボ(つぼ症状編)
ゴールデンウィークやお盆、年末年始などの里帰りは久しぶりに家族と再会できるので、楽しみに待ち望んでいる人も多いはず。でもこの時期はいつも帰省ラッシュで、車では渋滞、電車では車内の大混雑と、乗り物酔いをしやすい人にとって憂鬱なイベントでもあるかと 思います。
乗り物酔いは、乗り物の独特な振動によって内耳の前庭や三半規管が刺激を受 けて、平衡感覚に異常が生じるためにおこる症状で、胸がムカムカして気分が 悪くなったり、生唾がわいて吐き気がするなど大変つらく不快なものです。 こんなつらい乗り物酔いをもう二度と経験しないために、是非とも覚えていた だきたいのが「内関」というツボです。
内関(ないかん)
湧このツボは、手首の付け根から指1.5本を置いた手首中央のへこんだ 場所にあります。
刺激法
乗り物酔いで少しでも気分が悪くなったら、迷わず「内関」 を反対の親指で押し揉みましょう。徐々に気分が落ち着いて、吐き気もおさま るはずです。
ただし、乗り物に乗っている間ずっと「内関」を押し揉み続けることは、とて もたいへんで疲れてしまうので乗り物酔いしやすい人は、
1.乗り物に乗る約20分前に、よく「内関」を揉んでおく。
2.米粒などを「内関」に当てて、それをテープで固定しておく(そうすれば、 力を入れずに効果的に「内関」を刺激することができるため)。
また「内関」を刺激する以外に、乗り物酔いを予防できるとっておきの方法が あります。
その方法とは、湿布薬をおへそに貼って予防する方法です。お出かけの約30 分前に湿布薬をおへそが隠れるように上から貼り、乗り物に乗っている間は、 はがさないようにします(かゆくなった場合は例外)。また、睡眠不足は乗り物酔いを招きやすいため、出かける前日は十分に睡眠をとっておきましょう。
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