寝違えにはすぐにツボを刺激しましょう

朝起きてみると痛くて首が回らない寝違えしてしまうことがあると思います。基本的には寝違えをしてしまうと、安静して徐々に回復を待つ以外手はありませんが、腕にある上廉というツボを刺激すると痛みが緩和されたり、早い回復が期待できたりするので是非とも刺激してみましょう。上廉というツボは、筋を痛めたときに効く万能のツボですので、寝違え以外にも捻挫やぎっくり腰、腱鞘炎などにも効果があります。

上廉

上廉は、手首からひじの間で、最も太く張り出した親指側に位置するツボです。探すポイントとして、押してみるとズーンと痛みを感じる場所がまさに上廉です。効果的な刺激法としては、上廉を親指で押し揉みます。刺激することで痛みがスーッと和らいでくると思います。一刻も早く痛みを取りたい場合は、少し強めに押し揉みましょう。刺激してから、わずか数秒間で痛みが消えることもありますよ。

また、便宜上「上廉」としましたが、「曲池」から「上廉」にかけて押してみて一番痛いところを親指で押し揉みしてみましょう。目安として、両腕ともそれぞれ２～３分間ずつおこないましょう（曲池は、ひじを曲げたときにできる横じわの親指側の先端のくぼみにあります）。

あわせて、手の甲にある落枕というツボを押すとさらにおすすめです。