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夜、ふとんに入ってもなかなか寝つきが悪く、眠りが浅い、そして、夜中に何度も目が覚めるといった症状が、慢性的に続く不眠症は本当につらいものです。一般に人の体は、自律神経によって支配されています。昼間に体の代謝機能を高めて活動的な状態する交換神経と、夜代謝機能を抑制して眠るのに都合のよい状態にする副交感神経とに分けられます。不眠症は、ストレスなどによって自律神経が乱れ、緊張が高まり交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかなくなることで起こります。
不眠症による高ぶりがちな神経は、ツボ刺激で静めましょう。
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丹田(たんでん)
丹田は、おへその3〜5cm下あたりにある場所に位置するツボです。
刺激法
不眠症に絶大の効果を発揮するのが丹田のツボを利用した「丹田呼吸法」です。やり方は図のようにあぐらをかき、両手を重ねた※状態で丹田の上に置いてリラックスします。
その後、眼を閉じて丹田を意識しながら精神を集中させてください。興奮しているエネルギーを丹田に持っていき、心と体を充分に落ち着かせてから布団に入れば、知らず知らずのうちに眠気に誘われて熟睡間違いなしです。
※女性は右手を下、男性は左手を下に重ねます。
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失眠(しつみん)
失眠は、高ぶった神経を落ち着かせて眠気を誘うためのツボであり、足裏のかかと中央の少しへこんだところにあります。
刺激法
効果的な刺激法は、握りこぶしを作った手で失眠を20回程ゆっくり叩く方法が効果的です。
また就寝前に、図のように布団の上に仰向けに横になり、両膝を立ててかかとを布団に擦りつけます。リラックスしてゆっくり行うのがコツです。眠気をもよおしたらそのまま眠ってもいいようにパジャマに着替えてから行いましょう。
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胎児のポーズ
ツボ刺激を実践したのだけれど、まだまだ神経が高ぶっていてどうしても眠れないときには、図のような胎児の姿勢になって眠ってみてはいかがでしょうか。この姿勢でスヤスヤと眠れるという人が多いようです。両手を合わせて足の間に挟み、横向きになり丸まるような姿勢で眠ります。
また、よく寝酒をすれば眠れるという人がいますが、オススメなのはお酒よりも牛乳です。牛乳には、交感神経の緊張を抑えるカルシウムや誘眠物質であるトリプトファンが多く含まれているので、眠る前に温めた牛乳を1杯飲むと効果的です。
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