潤いのある髪になるツボ(初心者編)
潤いのある髪になる(痛んだ髪に潤いを与えるツボ) 髪が上手くまとまらないと、一日不快な気分になるものです。ましてや、枝毛や切れ毛が気になるパサパサの髪では、疲れた印象を与えかねません。原因は血液。中国では髪は血液がつくると言われています。血行を促進して、潤いのある髪を取り戻しましょう。紹介するツボは、血液の循環を整える《腎穴(じんけつ)》と全身の症状を整える《関元(かんげん)》。それに経絡の流れを良くする《頭部経絡(けいらく)の刺激法》です。 ※vol.5で紹介した《湧泉(ゆうせん)》も効果があります。 |
掌側、小指の第一関節の中央にあります。 |
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親指をツボに当て、3秒程押してから緩めます。この動作を1~2分続けます。親指で押すだけでも効果はありますが、米粒をツボに貼って押さえるとさらに効果がアップします。 |
おへそから指4本下がったところにあります。 |
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左右の4本の指を重ねるようにして押さえては緩め、押さえては緩めの動作を繰り返します。1~2分続けます。関元は腎臓、肝臓、脾臓の経絡が交差するところなので、全身の調子を整える要ともいえるツボです。ここを刺激すると全身に元気が戻り、頭皮の症状の改善につながります。 |
頭には中央、その両わき、さらにわきと5本の経絡が走っています。頭部中央の経絡は3月に紹介した《百会》を通り、その両わきの経絡は4月に紹介した《天柱》に至り、さらにわきの経絡は《天柱》より親指一本分外側の髪の生え際にある《風池》に至ります。 |
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経絡にそって、前から後ろにかけて指の腹を使って軽く叩きます。中央の経絡、その両わきの経絡、さらにわきにある経絡の順に刺激していきます。2~3分続けます。 |