不眠を解消するツボ(初心者編)
寝つきが悪い人にとって蒸し暑さが気になるこれからの時季は、なかなか辛いのではないでしょうか。眠れないことに意識がいきすぎると、ますます眠りから遠ざかってしまいます。こんな時は、興奮している神経をリラックスさせるツボ押しと、心が落ち着く丹田呼吸法で慢性不眠から抜け出しましょう。 紹介するのはツボを2つと、呼吸法です。神経を穏やかにする失眠穴(しつみんけつ)と身柱(しんちゅう)、体をリラックスさせる丹田(たんでん)呼吸法です。 |
足の裏、かかとの真ん中にあります。 |
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布団に仰向けに寝て両手を体の脇に添うように置きます。両足の膝を立てて、かかとを布団にこすりつけます。ゆっくりとした呼吸で行ないます。眠気が起きたら、そのまま眠ります。 |
左右の肩甲骨の上の角と角を結んだ線の真ん中にあります。 |
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身柱を中心に背骨に沿って上下をゴシゴシとこするように刺激します。手が届きにくい位置なので、やってくれる相手がいるとベストですが、ファクス用紙やラップの芯などを用いると自分一人でもツボを刺激することができます。 |
おへそから真っ直ぐ下に3~5センチ下りたところにあります。 |
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あぐらをかいて座り、女性は丹田に右掌をあててその上に左掌を重ねます(男性は左掌を下にします)。たかぶった気が丹田に集まることをイメージしながら意識を集中させていきます。ゆっくりした呼吸にします。そのうちに眠気がおこりますので、眠くなってきたらそのまま横になって眠りましょう。 |