顔のむくみをとるツボ(初心者編)
歓迎会などお酒を飲む機会が多いこの季節、つい水分を取りすぎて、翌朝、顔がむくんでしまうこともあるでしょう。これは腎臓の働きが低下したためです。そこで腎臓の働きを活発にするとともに、顔の新陳代謝をよくするツボでシャープな輪郭を取り戻しましょう。小顔効果も期待できます。 紹介するツボは3つ。鈍くなった腎臓の働きを活性化する天柱(てんちゅう)、消化器系の働きを活発にする曲池(きょくち)と太陽(たいよう)です。 ※2月に紹介した合谷(ごうこく)も顔の血行を良くする働きがあるのでお勧め。合谷を押さえた状態で腕を頭の上に伸ばし、押さえている手の方に脇を伸ばすように上体を傾けます。同じ要領で反対側も行ないます。全身が伸びてスッキリしてきます。 |
親指を首筋と脊椎の間に沿うよう後頭部に向かって押し上げた時、髪の生えぎわ辺り、後頭部の骨にぶつかったところにあります。押さえるとズーンとした重い痛みを感じます。 |
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天柱に両手の親指をあて、4本の指で頭を支えます。その姿勢でゆっくりと息を吐きながら頭を後ろに倒していきます。気持ちいいと感じるところまで倒したら、今度は息を吸いながらゆっくり頭を起こします。倒して起こすまでを1回と考えて、5~10回行ないます。 |
肘を軽くまげた時にできるシワの先端、くぼみのようになったところです。押さえるとジーンとした痛みを感じます。 |
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肘を軽くまげ、曲池を親指で骨に向かって押すよう揉みます。痛気持ちいいを目安にしてください。2~3分行ないます。 ※このツボは、むくみの解消だけでなく、ニキビや吹き出物といったトラブルにも効果があります。 |
こめかみの中央にあります。こめかみは、親指で押さえて物を噛むように口を動かした時、筋肉が動くところです。押さえるとズキンズキンとした痛みを感じます。 |
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太陽を親指で、目を上に引き上げるように押し、4本の指は軽く握って頬にあてます。人差し指の横腹で、目尻から目の下を通って目頭へ、上を通って目尻へと、目の周りの骨に沿って「の」の字を描くようにマッサージ(左は逆「の」の字)。4本の指を伸ばしながら下に降ろし、人差し指でフェイスラインから頬をすり上げるようにして前方に払います。3~4回行ないます。 |