坐骨神経痛に効くツボ(手つぼ編)
強い痛みが治まってから手つぼを刺激すれば痛みも楽になります
脊髄から枝のように全身に伸びている神経を末梢神経と呼び、坐骨神経はおしりから足の裏側を通り、足先までつながっている神経で、末梢神経のなかでは最も太く長い神経です。坐骨神経痛とは、この坐骨神経に関連して生じる痛みのことをいいます。そのため、椎間板ヘルニアや老化などが引き金となって、坐骨神経痛が起こる場合もあります。その痛みは、お尻から太ももの裏、足の指、踵(かかと)にまで走り、足全体のスジが収縮してしまうのです。痛みも感電したような痛みが走ったり、じんじんといつまでも痛みが続いたりなど、その症状は多岐にわたります。
そんな坐骨神経痛でつらいときは、手にある坐骨神経点と腰腿点というツボを刺激すると効果的です。また、坐骨神経痛には冷えは厳禁。からだを冷やさないように注意しましょう。入浴後のかだらが十分温まっているときにツボ刺激を実施すると効果アップです。
坐骨神経点
坐骨神経点は、薬指の掌指関節(手をグーにするとき骨が出ているところ)の間の小指側にあるツボで、その名のとおり坐骨神経痛には、ここのツボを押し揉みましょう。やや強めに刺激すると効果的です。
腰腿点
腰腿点は、手の甲をそらせて、薬指と小指の筋をたどって、手の甲の1/3ほどに位置するツボで、痛みの緩和に効果を発揮します。反対側の人差し指を使って薬指側の骨に押し込むように押し揉むとよいでしょう。
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