頭痛を改善するツボ(手つぼ編)
つらい頭痛にはいつでもどこでも手つぼで解消
つらい頭痛には様々な原因がありますが、頭痛の主な原因のひとつは、疲労からくる頭の痛みです。頭から頸部にかけてのスジが緊張して血流が滞り、そこに老廃物が蓄積されて痛みを引き起こすわけです。この血流が滞ることが原因で引き起こされる頭痛は、「緊張型頭痛」といい、症状としては頭全体が重く締め付けられるような痛みを伴います。
また、頭の片側だけがズキンズキンやガンガンするいわゆる偏頭痛や、風邪または二日酔いなどからくる頭痛は「拍動性頭痛」といいます。どちらの頭痛についても改善するためには、頭部のコリをほぐして血行をよくすることで痛みはやわらぎます。頭痛に効果的な手ツボは、前頭点・頭頂点・片頭点・後頭点という頭に関係するツボです。頭痛を緩和するには、自分自身の頭痛の種類に該当するツボを1~2分刺激してみましょう。
前頭点
人差し指の第二関節側面(手首に近い関節)の親指側にあるツボで、刺激して一番痛気持ちいい場所を1~2分程度、回数にすると10~20回刺激する(他のツボについても同様に刺激ます)。
頭頂点
中指の第二関節側面(手首に近い関節)の人差し指側にあるツボで、その名が示すとおり頭のてっぺんから痛みが襲ってくるタイプの頭痛によく効きます。
片頭点
薬指の第二関節の側面の小指側にあるツボで、ズキンズキンする偏頭痛に効果的です。
後頭点
小指の第二関節の外側側面にあるツボで、頭が重苦しく鈍い痛みがあるときに刺激すると痛みが和らぎます。