疲れ目を改善するツボ(手つぼ編)
疲れ目にはいつでもどこでも手つぼで解消
目は外の情報を脳に伝えるとても重要な器官です。目は、当たり前のことですが起きている間中まったく休むことなく働き続けてくれます。しかも現代は、パソコンを使ったデスクワークや、車の運転などでついつい目を酷使しがち。そのため、ショボショボする、まぶたが痙攣するといった眼精疲労を引き起こしやすいです。眼精疲労が進行すると、肩がこったり、集中力が低下したりするだけではなく、視力も確実に落ちていくので注意しましょう。
目が疲れたと感じたら、すぐにツボを刺激しましょう。特に、手のツボだといつでも気軽に刺激できるのでおすすめです。手にある疲れ目に効くツボは、目と手が左右逆に対応しています。つまり、右目が疲れたら左手のツボを、左目が疲れたら右手のツボを、両目が疲れているなら両手のツボを押し揉みましょう。疲れ目に効果的な手ツボは、合谷・眼点・少沢の3つです。疲れ目を緩和するには、この3つのツボをそれぞれ1~2分刺激してみましょう。
合谷
手の甲側、親指と人差し指の付け根の骨が交わる手前のくぼみに位置するツボで、万能のツボと言われており、疲れ目にも効果を発揮します。効果的な刺激法としては、人差し指の骨に向かってやや強めに押し揉みます。1~2分程度、回数にすると10~20回刺激する(他のツボについても同様に刺激ます)。
眼点
その名が示すとおり、眼精疲労の特効ツボです。手の甲側、親指の内側の縁の関節部分に位置するツボで、ズキズキする眼の疲れもこのツボを刺激するとラクになります。
少沢
小指の外側、爪の付け根の部分に位置するツボで、目が疲れてきたなあと感じたら早めに押し揉んでおくとよいです。効果的な刺激法としては、押し揉んだり、擦ったりを繰り返しおこなうとよいです。