首こりを改善するツボ(手つぼ編)
首のコリにはいつでも手つぼを刺激して首周辺の血行をよくして解消
首こりは、現代人に多くあらわれる症状です。長時間パソコンに向かっていたり、デスクワークをしていたりすると、首の血行が滞ってしまいカチカチになってきます。思いのほか人間の頭は重く、その重い頭を支えているのが首なので、首には大きな負担がかかるわけです。首のコリを解消するためには、固まった筋肉やスジをほぐして血行をよくすることで、コリの原因となる乳酸や疲労物質を取り除ければ首のコリは解消できます。
首こりの症状を緩和させるには、頭や首周辺の血行を促進するツボを刺激するのが効果的です。具体的に首こりに効果的な手ツボは、頸項点・合谷の2つです。デスクワーク中などに首がコッてきたなあと感じたら、気軽に刺激できる手ツボを覚えておけば、そのつどそれぞれの手ツボを1~2分程度刺激するとよいですよ。
合谷
手の甲側、親指と人差し指の付け根の骨が交わる手前のくぼみに位置するツボで、万能のツボと言われており、首こりに限らず様々な症状にも効果を発揮するツボです。効果的な刺激法としては、人差し指の骨に向かってやや強めに押し揉みます。1~2分程度、回数にすると10~20回刺激する(他のツボについても同様に刺激します)。
頸項点
古くから首のコリに効果があるとされるツボです。人差し指の中指側の掌指関節(手をグーに握ったときに骨がでている部分)の間に位置するツボで、刺激することで血行が促進されるので、首がこったなと思ったら必ず刺激しましょう。