肩こりを改善するツボ(手つぼ編)
肩こりにはいつでもどこでも気軽にできる手つぼで解消
肩こりは、人間特有の症状であり人間が二足歩行をはじめたときから背負った宿命とよく言われています。しかも、最近では小学生のお子さんも肩こりを訴えるほど、現代を代表する現代病です。
肩こりの原因のほとんどは、血行不良や筋肉の疲労などに起因する筋肉のこわばりです。そのため、肩こりの症状を緩和させるには、血行を促進するツボを刺激して、肩のコリをほぐして痛みを和らげましょう。具体的に肩こりに効果的な手ツボは、肩点・合谷の2つです。肩こりの症状は人により様々ですが、外出先でも気軽に刺激できる手ツボを覚えておいて、そのつどそれぞれ1~2分程度刺激すれば、血行がよくなって肩周辺にたまっていた疲労物質が除かれて筋肉の緊張がほぐれるはずです。
合谷
手の甲側、親指と人差し指の付け根の骨が交わる手前のくぼみに位置するツボで、万能のツボと言われており、肩こりだけではなく様々な症状にも効果を発揮するツボです。効果的な刺激法としては、人差し指の骨に向かってやや強めに押し揉みます。1~2分程度、回数にすると10~20回刺激する(他のツボについても同様に刺激します)。
肩点
その名が示すとおり、肩こり緩和に効果的なツボです。人差し指の側面、掌指関節(手をグーに握ったときに骨が出ている部分)の側面に位置するツボで、あらゆる肩こりの症状に効果を発揮するので、肩がこったなと思ったら必ず刺激しましょう。