胃痛・胃の痛みを改善するツボ(手つぼ編)
胃の痛みには手つぼを刺激して緊張をほぐして痛みを和らげよう
突然襲ってくる胃痛はとてもつらいものです。ひと口に胃痛といっても、原因は不規則な食事や暴飲暴食、ストレスなどさまざまです。また胃の痛み方についても、重苦しいとか、もたれるといった軽い症状から、キリキリと差し込むような痛みまでいろいろありますが、胃痛を解消するには、それぞれの原因に対応する手ツボを刺激するのが効果的です。
胃の痛みの症状を緩和させるには、手のひらにある3つのツボがおすすめです。ストレスが原因でおこる胃痛には前頭点、胃痛全般には胃腸点、胃を含めた消化器系の内臓を強くするためには大陵というツボが効果を発揮します。少しでも胃痛の症状があらわれてきたら、気軽に刺激できる手ツボを1~2分程度刺激するようにしましょう。
前頭点
人差し指の第二関節で親指側にあるツボで、ストレスから原因でおこる胃痛の症状を和らげてくれます。1~2分程度、回数にすると10~20回刺激する(他のツボについても同様に刺激します)。
大陵
手首のてのひら側中央にあるのが大陵というツボで、内臓機能を強化する効果があるので刺激することで胃腸が強くなり、胃痛になりづらい体質に改善してくれます。ゆっくりと押しもむように刺激します。慢性的に胃痛に悩まされる方は、胃痛に襲われたときだけではなく、常日頃から刺激するようにするとよいでしょう。
胃腸点
中指を内側に曲げたときに指先が接する点から手首に向かった中間地点に位置するツボです(イラストを参考に探してください)。その名が示すとおり、内臓の働きを正常に戻し、胃もたれや胃痛、胸やけなどの症状を改善してくれます。