頻尿に効くツボ(手つぼ編)
トイレが近くなったら手ツボを刺激して腎臓や膀胱の機能を高めよう
正常な成人の1回あたりの尿の量は200~300mlで、それを5~6回排尿するのが標準だと言われています。人それぞれ個人差はありますが、その回数が10回を超えてしまったら頻尿といえます。頻尿になる原因としては、女性の多いのが膀胱炎によるものです。排尿後でも残尿感を感じてしまい、またすぐにトイレに行きたくなってしまいます。男性の場合は、特に40歳代以上の男性では前立腺肥大症によるものが多く、またストレスによる神経性頻尿も最近は増えています。 これらの症状が悪化している場合は、すぐさま医療機関での治療が不可欠ですが、軽い頻尿でしたら手の指にある夜尿点や少沢といったツボを刺激すると症状が緩和されるので是非試してみましょう。
夜尿点
夜尿点というツボは、手のひら側から見て小指の第一関節のちょうど中央にあるツボで、こどものオネショにも効果的です。もちろん子供だけではなく大人にも有効で、刺激することで排尿のコントロールが改善されます。親指をツボにあてて、左右各1~2分程度、押し揉むとよいでしょう。
少沢
少沢は、小指の外側の爪の付け根部分に位置するツボで、刺激することで血行が促進されて泌尿器をふくめた内蔵機能を高めてくれます。反対の親指と人差し指ではさむように押し揉んで刺激しましょう。
※下半身が冷えると血液循環は悪くなり、膀胱の機能も低下します。そんなときは下腹部にある中極というツボを温めると効果的です。中極は、恥骨から約1センチ上のちょうど膀胱の真上にあるツボで、温める方法としてはドライヤーの温風を2~3分あてるとよいでしょう。ドライヤーで温める際にはくれぐれも火傷にご注意を。中極を温めることで尿漏れや頻尿改善に高い効果が期待できますよ。
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